日焼け止めクリーム及び化粧品、あるいはプラスチック製品の約8割。今やUVカット商品も市場にすっかり定着し、生活者の目も、より機能性を重視する傾向にあります。そしてそのニーズの変化に対応するべく紫外線吸収剤に新たな可能性が模索されています。私達も、柔軟な発想と開発力を武器に、ユーザー一人一人が納得し、且つ満足できる、「紫外線吸収剤のオーダーメイド化」を目指しています。
不飽和ポリエステル、塩化ビニル、ポリスチレン、エポキシなどの合成樹脂および熱可塑性ゴムに好適です。熱安定性が大きく、接着剤、塗料用にも推奨されます。また化粧品種別配合成分規格にジヒドロキシベンゾフェノンとして登録されており、各種の化粧品用途にも推奨されます。
不飽和ポリエステル、塩化ビニル、ポリスチレン、エポキシなどの合成樹脂および熱可塑性ゴムに好適です。また化粧品種別配合成分規格にオキシベンゾンとして登録されており、各種の化粧品用途にも推奨されます。
数少ない水溶性の紫外線吸収剤です。水溶性樹脂、ウール織物の耐候性向上剤として好適です。また化粧品種別配合成分規格にヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸(三水塩)として登録されており、各種の化粧品用途にも推奨されます。
殆どの合成樹脂に有効ですが、特に、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニル樹脂に好適です。また、塗料用、熱可塑性ゴムにも推奨されます。
殆どの合成樹脂に有効ですが、有機溶剤や樹脂への溶解性が大きい特徴を有するため、特には塗料用に推奨されます。
他のベンゾフェノン系紫外線吸収剤に較べ色相が白い特徴を有します。不飽和ポリエステル、塩化ビニル、ポリスチレン、エポキシなどの合成樹脂および熱可塑性ゴムに好適です。
ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤と同様に長波長領域の紫外線吸収能力を有し、染料/顔料の耐候性改良に好適です。
色相が白く、多くの溶剤、可塑剤、モノマーへの溶解性が大きい特徴を有します。ポリマーの合成時に添加が可能であり、特には不飽和ポリエステル、セルロース系樹脂に好適です。
通常の紫外線吸収剤と異なり-OH基を有していないため耐着色性に優れ、アルカリ性の状態下でも使用できます。殆どの合成樹脂に有効ですが、特には塩化ビニル、不飽和ポリエステル樹脂に好適です。
数少ない液状の紫外線吸収剤です。通常の紫外線吸収剤と異なり-OH基を有していないため耐着色性に優れ、アルカリ性の状態下でも使用できます。殆どの合成樹脂に有効ですが、特には塩化ビニル、不飽和ポリエステル樹脂に好適です。また液状のため塗料用にも推奨されます。
ニッケル錯体消光剤のため淡緑色であり着色用途に限定されますが、安定化機構が紫外線吸収剤と異なりますので、単独使用の他に紫外線吸収剤との併用で使用されます。特にはポリエチレン、ポリプロピレン樹脂に推奨されます。
λmax267nmと短波長域に吸収を有しますが、光フリース転位後ベンゾフェノン系の構造に変化し紫外線吸収剤として機能します。単独使用の他に、ヒンダードアミン系光安定剤との併用で高相乗効果を発揮します。殆どの合成樹脂に有効ですが、特にはポリエチレン、ポリプロピレン樹脂に推奨されます。
殆どの合成樹脂に有効ですが、特には塩化ビニル、ポリスチレン、ABS樹脂に好適です。合成ゴム、塗料などにも推奨されます。
殆どの合成樹脂に有効ですが、ベンゾトリアゾール系の中では長波長領域に吸収を有する紫外線吸収剤であり、特には塩化ビニル、ポリスチレン、ABS樹脂に好適です。合成ゴム、塗料などにも推奨されます。
数少ない液状の紫外線吸収剤です。ベンゾトリアゾール系の中では長波長領域に吸収を有する紫外線吸収剤であり、特には塗料用途に推奨されます。
殆どの合成樹脂に有効ですが、ベンゾトリアゾール系の中では長波長領域に吸収を有する紫外線吸収剤であり、特にはポリエチレン、ポリプロピレン樹脂に好適です。合成ゴム、塗料などにも推奨されます。
殆どの合成樹脂に有効ですが、色相が白く、有機溶剤や樹脂への溶解性が大きい特徴を有するため、特にはポリウレタン樹脂、塗料用に推奨されます。
殆どの合成樹脂に有効ですが、特には塩化ビニル、ポリウレタン、不飽和ポリエステル樹脂に推奨されます。
高分子量であり大きい熱安定性と低揮発性に特徴があり、フィルム、繊維の加工時に好適です。PC、PET、PBT、PA樹脂等のエンジニアリングプラスチックに推奨されます。
ベンゾトリアゾール系の中では特異的な紫外線吸収パターンを有し、λmax345nmに一つの大きな吸収ピークを示します。色相が白く殆どの合成樹脂に有効です。
殆どの合成樹脂に有効ですが、色相が白く、低揮発性のため、PC、PET樹脂等のエンジニアリングプラスチック、プラスチックレンズ用途にも推奨されます。